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6月, 2019の投稿を表示しています

Blue rose

激しい音楽、ステージの闇と閃光、肌の露出した黒い衣装などが鮮烈な印象を残す曲。はるたんは、成就できない愛の苦しみを歌った歌詞の意味を読み込み、ときにアイドルらしからぬほど苦悩の表情をあらわに。けれどそんな過剰で冒険した表現こそ、彼女の魅力だと思う。

天使のしっぽ

はるたんの尊敬する先輩、多田愛佳さんが初代センターを務めた王道アイドルソング。はるたんの表現はカッコいい曲とはがらりと変わり、表情はもちろん、歌声まで違う。曲によりこれほど鮮やかに見せ方を変えることのできるメンバーはそう多くない。よっ、日本一!

鏡の中のジャンヌ・ダルク

激しくカッコいい曲で、はるたんにぴったり。このころ外見が大人びてきたこともあり、ミリタリー風の赤い衣装がよく似合う。ステージを走り回るため、歌った後のMCでたいていのメンバーが息を切らすのに、はるたんだけは平気で話せていたのがすごい。

キスして損しちゃった

2013年11月22日。騙した男への怒りのセリフが注目のこの曲で、はるたんは目をらんらんと輝かせ、劇場を震わすような鋭い声で「ワタナベェ!」と叫んだ。名前を借りた渡辺麻友さんがその場にいたら卒倒する気迫。はるたん推しになる決定的出来事だった。

パジャマドライブ

2013年11月4日。ひまわり組に初出演したはるたんが、この楽曲でセンターに。リミッターを外した高速ダンスにびっくり。のどかなドライブなどではなく、アクセル全開でぶっ飛ばす。あの若さで自分の表現にこだわる表現者であることを知り、目が離せなくなった。

君のことが好きやけん

はるたんこと上野遥さんがまだ研究生なのにセンターの代役を任されたのは、今思えばすごいこと。でも本人の気持ちは複雑だったようだ。ある時、SNSで悩みを吐露する。「私がはるっぴさんのアンダーでどう思ってるのかな?とか、本当にいいのかな?って思います」

HKT48

兒玉遥さんのファンになり、博多レジェンド公演をDMMで見始めてまもないある日。「あれ? はるっぴがいない」。劇場公演に無知で、アンダー(代役)も知らなかった。センターで踊っていたのは、テレビ番組で見たことのない小さな女の子。上野遥さんを初めて知った瞬間だった。

LOVE TRIP

兒玉遥さんが2016年総選挙で9位となり、初めて念願の選抜入りを果たした曲。これが彼女にとって最後の総選挙になるとは、誰が想像しただろう。それでもこの曲はアイドルはるっぴの輝きにふさわしいすばらしさ。人は過去があるから、未来へ踏み出せる。

大人列車

はるっぴの代表作となったのは、HKTのシングル表題曲ではなく、AKBの「Green Flash」に併録されたこの曲。「深い絶望の淵で 光を探すように 悲しみ克服して行く」。アップテンポだが重い内容のこの歌を、自分の人生と重ね合わせて歌えるメンバーは、彼女しかいない。

夢の鐘

AKBチームKの兼任に移った兒玉遥さんが出るRESET公演を見た。予習ゼロだったため、よろけて歩く演出に、腰痛が再発したのかと一瞬青ざめる。むろん踊り出せば、気迫に満ちたすばらしいダンス。もし博多のRESET公演に出ていたら、どんなパフォーマンスを見せてくれただろうか。

命の使い道

2013年11月、ひまわり組公演始まる。印象的なのはこの曲の前奏で兒玉遥さんが踊る、機械仕掛けのようなダンス。当時はAKBを兼任する激務の中。美しいスタイルの維持を含めどれほど大変な努力をしたか、今あらためて思う。演劇でも舞台映えする姿で人々を魅了するだろう。

今度こそエクスタシー

2013年AKB選抜総選挙で37位に選ばれた兒玉遥さんがネクストガールズとして歌った曲。踊り子の衣装に身を包んだMVがセクシー。大人っぽい曲調も魅力的で、埋もれるにはもったいない。HKTの2期生がR24公演のセットリストに入れてくれたのは、さすが。You got me!

Two years later

2013年3月、博多レジェンド公演開始。アイドルソングを軽く見ていたら、衝撃だったこの曲。愛の裏切りという重いテーマに宗教的モチーフ。暗い舞台でメンバーたちが身を起こすと、売り物であるはずの顔はそこになく、腕の十字架! すばらしいダークな世界をありがとう。

アイドルの王者

アイドルは下克上。それはわかっているけれど、でもはるっぴかわいそう…なんてうじうじした気持ちに喝を入れてくれた曲。「先輩も後輩も礼は尽くして センター争い奪ったって 恨みっこなし」。自分の甘っちょろさを思い知り、彼女たちをあらためてリスペクト。

12秒

人が五感で得る情報量のうち、視覚は83%を占めるとか。だから目を閉じたとき、他の感覚をとぎすます。寄せて返す波音、潮風の匂い。何年か経ち別の人生を歩んでも、波音や潮の香りとともに、その瞬間を昨日のことのように思い出す。青春のきらめきを切り取った短編映画のような曲。

桜、みんなで食べた

2014年2月に行った長崎ツアーで、サプライズで選抜メンバーと楽曲タイトルが発表に。少し変わったタイトルに最初は、え?となったけれど、聴くとすばらしい曲。桜を歌った歌は多いが、味を歌った歌は他にあるのかな。「涙テイスト」というフレーズが切なくて美しい。

そこで何を考えるか?

これは衝撃だった。センターから外されたはるっぴを描いたとしか思えない歌だったから。秋元康さんも酷なことを……。けれども彼女が新しい道を選んだ今、「汗を流したその分だけ どんな願いだって叶うんだ」という言葉に込められた励ましが伝わってくる。

言い訳Maybe

TOKYO IDOL FESTIVAL 2013 でHKTが披露した1曲。残念ながら動画でしか見たことはないけれど、センターで踊るはるっぴの躍動感! 他のメンバーも若々しく元気いっぱい。「青い空には 雲はひとつもない」という歌詞がよく似合う、初期HKTの輝かしい一コマ。

今がイチバン

HKTで最初に応援し始めたメンバーは兒玉遥さん。ファンなら誰もが知る、デビュー当初に味わった苦しみ。この曲の「今がイチバン つらい坂道 頑張り時だ」という歌詞は、当時のはるっぴに向けられたエールのように聞こえる。彼女はその後、その期待に立派に応えていく。

波音のオルゴール

指原莉乃さんの魅力は沢山あるけれど、とくに好きなのはその歌声。この曲では自然体の魅力。失恋の悲しみを波音が慰めてくれるという、切ないけれど癒される歌。初めて握手をしたとき、歌声がいいねと言ったら、笑顔で「ありがとう」と答えてくれたことを思い出す。

制服のバンビ

2012年選抜総選挙で4位になった #指原莉乃 さんに興味を持ったのが、HKTファンになったきっかけ。「まだまだ幼い 自分じゃ立てないね 生まれたての恋よ」とは今思い返すと、創設まもないHKTのように思える。月日は流れ、歌った3人はそれぞれの道を行く。